アキクサインコの種類・特徴・おすすめポイント!(動画も紹介)

インコ・小鳥
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アキクサインコとは

今回はアキクサインコについてご紹介いたします。

アキクサインコはオーストラリア原産の中型インコで、ピンク色の羽が美しく印象的なインコです。

インコ・オウム類で桃色の羽をもつものは大型種にはいくつかいますが、中小型種にはいないため、ピンク色が好きな人に人気のインコです。

体格は全長約19~21㎝、ボタンインコ、コザクラインコよりすらりと長い体型、ウロコインコより少し小さい位でしょうか。体長が30㎝以上になるオカメインコよりはかなり小さいので、中型インコと書きましたが、かなり小型です。

オウム目インコ科アキクサインコ属に分類され、アキクサインコ属にはアキクサインコのみしかいません。

名前:アキクサインコ属
和名:秋草鸚哥
英名:Bourke’s Parrot
分類:オウム目インコ科アキクサインコ属
体長:約19~21cm
寿命:10~12年
分布:オーストラリア

アキクサインコの特徴(魅力)

アキクサインコの魅力的な特徴を3点あげると以下です。

  • ピンク色が美しい
  • おとなしい
  • ツンデレ?

アキクサインコはピンク色が美しい

アキクサインコの最大の特徴であり魅力はそのカラーです。

ノーマル種はピンク色はそんなに目立たないですが、色変わりでは全体的にとても鮮やかなピンク色が目立つ種もいます。

そして大きなクリクリのお目目で、これも色変わりの種によっては赤っぽいという、とにかく見た目からかわいらしい姿です。

そしてアキクサインコは羽を広げて地面にひれ伏すような独特の「アキクサ扇」というポーズをとります。これがまたとても美しいです。


アキクサインコはおとなしい

アキクサインコはとても穏やかな性格で鳴き声も小さくておとなしいインコです。

鳴き声があまり甲高くない点が、集合住宅でも飼いやすいというメリットです。

また、他のインコのように放鳥時にいろいろな場所を齧って破壊したりすることもあまりしません。

他のインコと一緒に飼ってもケンカしたりはせず仲良く暮らせるようです。


アキクサインコはツンデレ系?

アキクサインコはかなり臆病な性格なようです。

幼鳥時から人に慣れさせていれば手乗りはできますが、カキカキなどのスキンシップは苦手なコが多いようです。

自分から寄ってきて肩や頭に止まっても、手に乗せようとしても知らん顔、カキカキしようとすると飛んで行くみたいなツンデレタイプなところがあるようですが、一部ではカキカキやにぎころまでできるコもいるようです。

また、基本的におしゃべりは苦手ですが、2~3割位のコは短い言葉なら覚えるようです。


アキクサインコの羊毛フェルト作品

アキクサインコの種類

生物学上の種類

前述しましたが、アキクサインコ属はアキクサインコ単独の種です。

おなじオーストラリア原産でペットとして飼育されているナナクサインコ、ビセイインコとともにクサインコの仲間と呼ばれることがありますが、それぞれ違う属に分類されています。

野生のアキクサインコ

野生のアキクサインコはオーストラリア大陸の内陸部の広い地域に生息してます。主に乾燥帯のアカシアなどの低木があるような場所で生活してるそうです。

野生のアキクサインコはペットの色変わり種に比べると地味ですが、その羽色は生息地域の土壌の赤土色に同化する保護色となっています。

また、アキクサインコは日中ではなく主に朝方や夕方の日の光が薄暗い時間帯に主に活動しているようで、そのために発達した大きなクリクリした目をしているようです。

なお、アキクサインコは国際自然保護連合(IUCN)が作成したレッドリストの保全状況では、LC(Least Concern:低懸念)に分類されており、絶滅の心配は少ない種です。

↑こちらは野生のアキクサインコ。地上で活動することが多いようで、大地に同化していますね。


アキクサインコの色変わり種

さて、ここからはペットのアキクサインコと、その色変わりの種類を紹介します。

アキクサインコは原種もシックで美しいのですが、色変わりもとても美しいです。

ノーマル

まずは、原種色であるノーマルです。

ノーマルは頭部・背中が灰褐色、腹部がピンク色、尾と風切羽は黒、羽の一部に青色があり、下腹部の側面や額に水色が混ざっています。

全体的に落ち着いた色ですが、さまざまな色を持ち合わせており、また光沢があって美しいです。

↑こちらがノーマルの春蘭ちゃん。派手ではないですが、まさしく控えめな美という言葉が似あいますね。


ローズ(オパーリン)(Opaline)

次はローズ(オパーリン)です。

ローズの特徴は鮮やかなピンク色、そして羽は黒と白。若干青っぽい部分も見受けられます。

目は真っ黒でクリクリ。ピンクと黒のコントラストが美しいです。

ローズ(オパーリン)は伴性遺伝である性染色体潜性遺伝(性染色体劣性遺伝)です。

↑こちらはローズのモモくん。呼び鳴きしていますが、アキクサインコは呼び鳴きもあまり甲高くなくかわいらしいですね。


ルチノー(ino)

次はルチノーです。

ルチノーは他のインコのルチノーと同様に、メラニン色素が欠如することで黒色がなくなります。

よって、背中から羽にかけて黄色になり、腹部はピンク、尾と風切羽は白、そして目は赤目です。

なお、ルチノーはイノ遺伝子によるもので、伴性遺伝の性染色体潜性遺伝(性染色体劣性遺伝)です。

↑ルチノーのアキクサインコ、スピカさん。黄色、白、ピンクのやさしい羽色です。


ルビノー(rubino)

ルビノーは背中と腹部がピンク、尾と風切羽は白、そして目は赤目です。

ルチノーと同じ色の組み合わせですが、全体的にピンクが多く、果物の桃のようなとても美しい色をしています。

ルビノーは、ルチノーとオパーリンの両方の遺伝子により発現する種類です。

どちらも「性染色体潜性遺伝(性染色体劣性遺伝)」で、同じ染色体にイノ遺伝子とオパ-リン遺伝子が乗った場合にのみルビノーになります。

この仕組みはホオミドリウロコインコの色変わりであるパイナップルと同じようなクロスオーバーによるもので、発生確率は15%程度のようです。

↑ルビノーの2話、チャチャちゃんとハルちゃんです。とてもきれいな二羽、どちらも女のコ。


ファロー(Fallow)

さて、次にご紹介するのはファローです。

ファローの特徴ですが、ファローの遺伝子は色素を弱める働きがありますので、淡い色合いになります。黒い羽はグレーになるイメージです。

そして目は赤目が多いようです。

ファローの遺伝子は常染色体潜性遺伝(常染色体劣性遺伝)です。

ファローは色合いに個体差が大きいようで、黄褐色系のものはイエローファローと呼ばれています。

↑ファローのツビ君。淡くてきれいな色です。


ローズファロー(Rose Fallow)

ローズファローはローズ(オパーリン)とファローの両方の遺伝子が発現した色変わり種です。

ピンクファローやオパーリンファローとも呼ばれます。

ローズの羽の黒い部分がグレーになり、目も赤目になりますが、黒色の濃さはかなり個体差があるようです。

↑アキクサインコのモモちゃん。これがアキクサインコの特徴的な行動のアキクサ扇!美しい!


ブルー、グリーン系(Blue、Green)

ピンク色のイメージが強いアキクサインコですが、ブルーやグリーン系の色変わりも存在します。

ブルー、グリーン系は背中や全体的に青色や緑色系の色が多い種です。

アキクサインコの中ではかなりめずらしい色変わりなので、なかなか見かけることはないと思います。

遺伝的には今一つ情報が少ないのですが、おそらく他のインコと同様にブルー因子(常染色体顕性遺伝のもの)によるものではないでしょうか。

ブルー系は体が弱いとの情報も見当たります。

↑ブルーの幼鳥。どんな色に育つのか楽しみですね。


その他の種類

アキクサインコの遺伝関係のサイトを調べた感じでは、ほかにも以下のような色変わりが存在するような情報がありますが、動画はみつけきれませんでした。

  • シナモン
  • パステル
  • エッジド
  • パイド

上記のような様々な遺伝の組み合わせにより、アキクサインコも非常にたくさんのカラーバリエーションが登場しています。

日本では珍しい色変わりは少ないかもしれませんが、国内でも下のようなビックリするような美しい羽色のアキクサインコが存在していますので、じっくりと探せばいろんな色変わりに出会えるかもしれません。

↑ファローと紹介されていますが、単なるファローとは思えません。ブルー系のファローだと思いますが、まるでレインボーと名付けてもいいような美しさです。

最後に

今回はアキクサインコをご紹介しました。

ピンク色のイメージが強いアキクサインコですが、ノーマルやブルー系などピンク色が少なくても魅力的なカラーが存在します。

おとなしくてかわいいくて、朝夕が活動主体で、あまりべたべたのスキンシップまでは望まないタイプのインコなので、都会のマンションなどでの一人暮らしの方でも飼いやすいインコかもしれません。

もしもアキクサインコをこれからお迎えしようとしている方にとって、この記事が参考になれば幸いです。インコは長生きですので最後までしっかり愛情と責任をもって飼育して頂けたらと思います。

さて、あえて最後にご紹介します(笑)が、↓こちらの動画をみればアキクサインコのことは大抵わかります。すばらしいまとめ動画です。

(前回記事:オキナインコはこちら↓)

ご紹介している動画は、基本的になるべく種類の特徴がわかりやすい成鳥のもので、再生時間が短めなものを選択しています。

予告なく差し変わる可能性もありますのでご了承ください。
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