モモイロインコの種類・特徴・おすすめポイント!(動画も紹介)

インコ・小鳥
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モモイロインコとは

モモイロインコはその名の通り、体の約半分がきれいなモモイロ(桃色)の目立つ鳥です。名前には「インコ」と付いていますが、インコではなくオウムに分類されます。

大型のインコ・オウム類の中ではコンパニオンバードとして比較的メジャーで、日本でも飼育されている個体の多い鳥です。

今回はモモイロインコについてご紹介いたします。

名前:モモイロインコ
和名:桃色鸚哥
英名:Galah
分類:オウム目オウム科 Eolophus属
体長:約35cm
寿命:20~40年
分布:オーストラリア全般、タスマニア島

野生のモモイロインコはオーストラリアのほぼ全域に生息し、オカメインコよりもさらに広範囲に分布しています。

IUCN(国際自然保護連合)のレッドリストでの保全状況はLC(Least Concern:低懸念)に分類されています。

モモイロインコの特徴(魅力)

モモイロインコの特徴、魅力は大きく分けると以下の3点です。

  • ピンク色でかわいらしい
  • おしゃべりができる
  • 大型オウム・インコ類では比較的飼いやすい

ピンク色でかわいらしい

モモイロインコは頭部から腹部にかけてピンク色の羽毛に覆われた美しい鳥です。

インコ・オウム類の中ではピンク色というのはあまり種類が多くなく、代表的なものはアキクサインコとこのモモイロインコです。

他にはクルマサカオウムなどもいますが、非常に高価でめずらしい種類です。

モモイロインコの羊毛フェルト作品
モモイロインコの羊毛フェルト作品

おしゃべりができる

モモイロインコはおしゃべりだってできます。

個体差はあるようですが、よくしゃべるコの場合は十種類以上の人間の言葉を覚えて、場面に応じて使い分けるような賢いコもいるようです。

また、モモイロインコはオウム類ですのどちらかといえば臆病な性質ですが、一方では陽気な面もあり、ものまねが得意なコは、ご機嫌な時は歌まねもするようです。

しかしながら、おしゃべりや歌まねだけならいいのですが、かなり大きな鳴き声を上げて騒ぐこともあります。

モモイロインコは大型インコ・オウム類の中では比較的静かだと言われていますが、それでもオカメインコとは比べ物にならない位に騒がしい声を出すので、集合住宅での飼育には防音対策が必須です。


大型オウム・インコ類では比較的飼いやすい

モモイロインコは大型オウム・インコ類の中では比較的飼育しやすいと言われています。

その理由は以下の3点が主だと考えられます。

  • 比較的うるさくない
  • 比較的丈夫
  • 比較的低価格

すべて比較的だという点にご注意ください。大型のオウム類は非常にうるさくて、神経質で体調を崩しやすく、高価なのです。

その中でモモイロインコは、あまりうるさくなく(一般人からすると普通にうるさいレベルです)、毛引き症などになりにくく、40万~60万円程度の価格帯のようです(一般人からすると非常に高価)。

モモイロインコの種類

生物学上の種類

野生のモモイロインコは3種類の亜種に分類されています。

それぞれの生息地もオーストラリア大陸で3つの地域に分かれています。

名称生息地備考
roseicapillaオーストラリア南西部基亜種
albicepsオーストラリア北部
kuhitオーストラリア南東部

roseicapilla (ロセイカピルス)

基亜種であり、特徴としてはアイリングがグレーで、足が黒もしくは赤黒いそうです。
主にオーストラリア南西部に生息しています。


kuhit

特徴としては最も小型で冠羽も短め、アイリングは薄ピンク色、足は灰色とのこと。

主にオーストラリア北部地域に生息しています。

残念ながら動画をみつけることができませんでした。


albiceps

特徴としてはアイリングがピンク色、足はグレーとのこと。ペットとして流通しているのは主にこの亜種もしくは混雑種らしいです。

主にオーストラリア南東部に生息しており、人口も多い地域であるため野生の姿を撮影された動画もたくさんあります。


それでは以降は、コンパニオンバードとして飼育されているモモイロインコの種類です。

ノーマル

まずはノーマルです。

「まずは」と書くと、このあとにいろんな種類が出てくるのかと思いますが、モモイロインコをペットとしてお迎えしようと考えた場合、通常はノーマルほぼ一択です。

大型鳥は繁殖サイクルが長いため、色変わりが少ないのです。

前述したとおり、ペットとして繁殖・流通しているのはオーストラリア南東部の亜種「albiceps」が主流のようで、野生種とほぼ同じ容姿をしています。

顔から胸部、腹部、翼の内側にかけて濃いピンク色、背中側は薄い銀色~灰色、淡いピンクの冠羽があります。アイリングは薄いピンク色です。

体長は35~38cm程度です。

寿命は40年程度と長寿であり、70年以上の長生き記録もあるようです。

↑こちらの動画はモモイロインコの「もーちゃん」。とても元気でかわいくてワイルドで悪戯っ子。こちらのチャンネルではモモイロインコ飼育の楽しさと苦労がよくわかる動画がたくさんです。

ルチノー

モモイロインコでノーマル以外にお迎えできる可能性のある色変わり種は、このルチノーです。

とはいえ、滅多にお目にかかることはできないと思われ、お値段もかなり高価です。

特徴としては他のインコ・オウム類のルチノーと同様にメラニン色素が欠落しているため、一般的なノーマル種ではグレーである背中と翼の羽色が、美しい白色です。また目も赤目です。

↑こちらの動画がルチノーのペア。白とピンクに包まれた体がとても美しく、ぜひ一度、生で見てみたい種類です。


アルビノ

不明確ではありますが、全身が真っ白のアルビノも存在するようです。

また、種類名は不明ですが、頭や胸のピンク色部分が真っ白で、背中と翼が薄いグレーの突然変異も存在するようです。

↓こちらの動画をご覧ください。


ハイブリッド(混雑種)

モモイロインコは他のいくつかのオウム類(キバタン、オオバタン、オカメインコ、クルマサカオウム、アカビタイムジオウムなど)と比較的容易に交雑するそうです。

よって、いくつかのハイブリッド種が存在します。

しかしながら、これらのハイブリッド種がさらに子孫を残せるのか(繁殖能力の有無)は不明です。

↑こちらの動画はモモイロインコとオオバタンの混雑種です。なんともまぁ、美しい姿ですね。

最後に

今回はモモイロインコをご紹介しました。

オウム類は絶滅危惧種が多いのですが、モモイロインコはそうではなくオーストラリア大陸では野生のものが多く生息し、市街地近辺にも馴染んでいるようです。また、現地では農作物にとっての害鳥という扱いも受けているようです。

モモイロインコの群れが大空を飛ぶ姿を見てみたいかたは、オーストラリア大陸へ旅行するとみられるかもしれません。(私はオーストラリアには過去2度行きましたが、残念ながら出会えませんでした)

野生のモモイロインコを紹介した高画質の動画をご紹介しておきます。


モモイロインコはとても愛情深い鳥で、ペアになると一生を同じパートナーと過ごすそうです。

最後にご紹介する動画は、パートナーを失ったモモイロインコを映したものです。
かなり可哀想なサムネイルですので閉じておきます。
悲しい動画ですので、強い心で見る勇気がある方だけご覧ください。


いかがでしたか。
とてもきれいで、愛嬌があり、愉快で元気なモモイロインコ。その魅力が伝わったでしょうか。

もしもコンパニオンバードとしてお迎えする方は、しっかりと愛情を注いで、この長生きなモモイロインコと楽しい日々をお過ごしください。

(前回記事:サザナミインコはこちら↓)

ご紹介している動画は、基本的になるべく種類の特徴がわかりやすい成鳥のもので、再生時間が短めなものを選択しています。

予告なく差し変わる可能性もありますのでご了承ください。
もし動画が削除されていたり視聴不能になっている場合は、ご連絡頂けると助かります。

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