ヨウムの種類・特徴・おすすめポイント!(動画も紹介)

インコ・小鳥
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ヨウムとは

ヨウムはおしゃべり鳥としてとても有名な鳥です。

インコ・オウムの仲間の中でもおしゃべり能力は1番だと言われています。

今回はヨウムについてご紹介いたします。

名前:ヨウム
和名:洋鵡
英名:Grey Parrot
分類:オウム目インコ科ヨウム属
体長:30~35cm
寿命:40~50年
分布:アフリカ西海岸(アンゴラ、カメルーン、コンゴ、ガボン、コートジボワール、ガーナ、ケニア、ウガンダ)

ヨウムの特徴(魅力)

ヨウム特徴、魅力は大きく分けると以下の3点です。

  • 賢くて、おしゃべり能力ナンバー1
  • 大型鳥の中では鳴き声が比較的小さい
  • 長生き

賢くて、おしゃべり能力ナンバー1

ヨウムは世界的に、ペットとして最も人気のある大型鳥です。

その一番の理由はやはり鳥類、いえ、動物の中でもナンバー1といえるおしゃべり能力です。

さまざまな言葉や音をまねすることができるヨウムは、人間の5歳児並のとても高い知能を持ち、飼い主とコミュニケーションをとることができます。

大型鳥の中では鳴き声が比較的小さい

ヨウムは大型のオウム・インコの中では鳴き声が比較的小さいです。

小さいという表現は適切ではないかもしれません。

大きな鳴き声を出せるけれど、他のオウム類と比べると、あまり大声を出さない種類だと言えます。

しかしながら、あくまでも他の大型鳥に比べるとです。(他の大型鳥は尋常ではないほど大声で叫び続けたりします)

やはり小型インコとは比べ物にならない程の大きな鳴き声や音まねをしますので、集合住宅では防音対策は必須でしょう。

長生き

ヨウムの飼育下での寿命は40年~50年と言われています。もっと長生きする個体もいるようです。

ですから、ヨウムの幼鳥をペットとして迎え入れた場合は、非常に長い期間を一緒に暮らすことができます。

逆に言うと、それだけ長期間一緒に過ごす覚悟と責任を持てない方は飼育すべきではないでしょう。

※ヨウムに限らず、大型のオウム・インコは全般的に長寿です。

ヨウムの種類

一般的にショップに出回っているヨウムは、通常のヨウムとその亜種であるコイネズミヨウムの2種類です。

また、ヨウムにも色変わりが存在しますが、日本では流通していないと思われます。いくつか動画をみつけましたので、あわせてご紹介します。


ヨウム(Grey Parrot)

まずは一般的なヨウムです。

ヨウムの外見的特徴は以下です。

  • 体全体はグレーの羽に覆われ、尾羽のみ赤い
  • 羽1枚1枚は端が白くなっており、全体的にウロコのような独特の模様
  • 顔は毛が短く白っぽく、鼻孔は露出している
  • クチバシは黒
  • 目は幼鳥では全体がほぼ黒目だが、成長になると白目部分が広くなる。
  • 白目部分は成鳥になるほど黄色みを帯びる

ヨウムは野生ではアフリカ西部に生息していますが、その個体数は近年激減していて、2016年にワシントン条約の付属書Iに分類されました。

2017年1月からその効力が生じて、野生個体の商業取引は全面禁止となり、日本でも国際希少野生動植物種として指定されています。

国際自然保護連合(IUCN)のレッドリストではEN(Endangered:絶滅危惧)に分類されています。

(↑)こちらの動画が野生のヨウムです。野生でもしっかり片足で餌を持って美味しそうに食べています。

(↑)こちらが日本で飼育されているヨウムたち。ヨウムの楽しいおしゃべり動画はYouTubeに山のようにありますが、ここではあえて全体のシルエットや飛ぶ姿が見られるものを選んでみました。

羊毛フェルト作品

ヨウムの単体作品です。

羽のウロコ模様の再現がなかなか難しいです。


コイネズミヨウム(Timneh Grey Parrot)

コイネズミヨウムはヨウムの仲間ですが、正式に別の種類として分類されています。

野生ではヨウムより西の地域(コートジボワール、リベリア、ギニア、シェラレオネ)に生息しています。

特徴は以下の通りです。

  • 体長がヨウムよりやや小型で28~33cm
  • 体の色のグレーがやや濃い
  • 尾羽の色は赤褐色
  • クチバシが真っ黒ではなく、褐色の部分がある

なお、コイネズミヨウムも保全状況はEN(Endangered:絶滅危惧)に分類されています。

(↑)こちらがコイネズミヨウム。全体的に灰色が濃く、クチバシ、尾羽を見ればすぐにわかります。


アルビノ(Albino)

ここからはヨウムの色変わりですが、前述したとおり日本ではほとんどお目にかかれないと思います。

海外においてもヨウムの色変わり品種を固定できているかは微妙で、まれに発現したものが一部販売されているに過ぎないレベルかもしれません。

まずはイノ系(アルビノ系)ですが、野生個体においても次の3種類が突然変異として希に存在するようです。

  • 体が白く、尾が赤い
  • 体がほとんど白で一部灰色、尾は赤
  • 尾が白い

どの動物においてもメラニンが欠乏するアルビノは存在しますが、ヨウムの一般的なアルビノは尾だけが赤いようです。

(↑)アルビノのヨウムです。真っ白な体に真っ赤な尾羽がカッコイイですね。


レッドファクター(Red Factor)

ヨウムの特徴は赤い尾羽ですが、尾羽以外にも赤い色の羽をもつ変異種がいます。

レッドファクターの特徴は、尾羽以外の体や体の一部が赤いことです。

風切り羽だけが赤かったり、他のインコのパイド種のようにおなかや背中の一部が赤いもの、また、全身がほぼ真っ赤なものもいるようです。

※他に尾以外が赤い種類にはレッドパイド、P2パイドと呼ばれるものがあるようなのですが、レッドファクターとの違いは不明確です。

(↑)こちらがレッドファクター。右側の個体はまだ幼鳥のようですが、全身がほぼ真っ赤で「火の鳥」みたいですね。左の個体はおなかと風切り羽が赤いです。

↑このようなまだら模様のものも。すごいですね。


その他の種類

海外のサイト情報ではヨウムの突然変異として以下が存在するようです。

・レッドパイド(red Pied):赤い羽根

・F2パイド(F2 Pied):腹部全体に赤い帯

・グリズル(Grizzles):羽にみられる淡いピンクのホタテ貝模様

・イノ(アルビノ)(ino(Albino)):赤い尾を除いて体全体が白

・不完全イノ(Incomplete Ino):ほとんど白だが少量のメラニンで黒/灰色の部分あり

・イノブルー(Ino Blue):色素なし

・ブルー(Blue):尾羽が白

・パリノ(パリッド、パステル)(Parino (or Pallid, Pastel)):全体的に色あせた色

・ルチノー(Lutino):黄色

・シナモン(Cinnamon):灰色ではなく茶色

引用元:Animal-world

尾が白いものや、ルチノーのヨウムを見てみたいですが、動画をみつけることができませんでした。

最後に

とても賢くて、物覚えのよいヨウム。

ただしおしゃべりには個体差があるようで、ほとんどおしゃべりをしない個体もいるようです。

また、ヨウムはかなり臆病で神経質という一面もあります。特にストレスなどで毛引き症になるとなかなか完治させることが難しいようです。

そしてワシントン条約で付属書Ⅰ類に分類されたことから、価格も上昇しており、入手もコンパニオンバード専門店以外では難しくなっています。

飼育にあたってはそのような希少種をペットにしているという責任と自覚を持って、愛情をたっぷり注いであげましょう。

ご紹介している動画は、基本的になるべく種類の特徴がわかりやすい成鳥のもので、再生時間が短めなものを選択しています。

予告なく差し変わる可能性もありますのでご了承ください。
もし動画が削除されていたり視聴不能になっている場合は、ご連絡頂けると助かります。


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